クロミッドの役割とは

考える女性

不妊の原因が無排卵月経とわかったら、排卵誘発剤を用いて排卵を起こすことから治療がはじまります。
卵胞の成長をサポートし、質のいい卵子を作ることで受精の確率を高めるのが目的。

クロミッドの服用によって排卵が起こる仕組みは、

1、性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌促進
2、卵胞刺激ホルモンと黄体ホルモンの増殖
3、卵胞の成熟、排卵を促す

という流れ。
クロミッドは、月経がはじまってから5日目に飲み始めて5日間服用を続けます。
服用をストップしてから7〜10日で排卵が起こるので、排卵日の予測がより確実なものに。排卵の2日前から排卵予定日にかけて性交すれば、受精の確率を大幅に高めることができるのです。
ただ排卵時期は個人差が大きく現れるので、排卵検査薬でのチェックが欠かせません。排卵の確認は、婦人科での超音波検査がもっとも確実な方法です。

クロミッドの服用に際しては副作用についての理解も欠かせません。
もっとも注意すべき症状として、子宮内膜が薄くなるという点が挙げられます。
クロミッドによって排卵して受精卵ができあがったとしても、子宮内膜のコンディションが悪いせいで着床に至らないという結果を引き起こしてしまうかもしれません。
子宮内膜を形成するためには、黄体ホルモンを増やす・血行促進・ビタミンを積極的に摂取して活性酸素の増加を抑えるといった対策が必要。

妊娠するために排卵誘発剤を服用しても、そのせいで妊娠を妨げていては本末転倒です。
クロミッドによる治療をはじめる前には医師からの指示をよく理解し、納得したうえでトライしたいですね。